年末は忙しい。忙し過ぎて眠りが浅くなってしまうと、しっかり休めてないので風邪をひいたり体調を崩してしまったりします。そうなると元も子もないです。体調のいい状態でしっかり仕事をこなすためにも、体をしっかりと休められるようないい睡眠をとりたいですね。
その為にも今の睡眠の質から見直す必要がありますが、週末はゆっくり休んで睡眠時間をしっかり取ったけれど、いくら寝ても疲れが取れていない。そう感じている方、どこかでこの負のスパイラルを無くさなければなりませんね。
それは、睡眠時間でなく、睡眠の質にヒントがあるんです。
睡眠の質改善には運動をすることがあげられます。運動を習慣にすることは、身体づくりのためだけでなく、睡眠のためにもなるんです。このことを常に意識してほしい。『ジャーナル・オブ・クリニカル・メディスン』誌にも、原発性不眠症患者が運動療法を続けた結果、睡眠が劇的に改善したとの報告がありました。
この実験には睡眠ポリグラフが用いられた。睡眠ポリグラフは睡眠障害を診断する検査のことで、脳波、血液中の酸素レベル、心拍、呼吸のほか、目や足の動きなどを記録します。(要するに、スパイダーマンに蜘蛛の巣で囚われたみたいに、全身にワイヤーが装着された状態で眠る)。実験で得られた具体的な数値の一部が以下の項目です。
被験者が運動を始めるようになると、数値に次のような動きが見られた。
・睡眠に入るまでの時間が55パーセント改善した(寝つきが早くなった)
・測定中に目ざまている時間が30パーセント減少した
・測定中の睡眠時間が18パーセント増加した
・睡眠効率が13パーセント増加した(睡眠の質が改善された)
これらはすべて、運動によって生まれた結果なんです。薬の力ではなく、あくまでも、運動によってもたらされたんです。
数値はすぐに改善しますが、睡眠が実質健全になるのは、運動を2週間休まず続けてからになるんです。この「休まず」がポイントですが、何年も習慣にしてこなかったことを習慣にするのは猫を手なずけるくらい難しい。
運動を生活の一部として定着させるには、やり方を考えて運動のきっかけとなる何かを具体的に決めた方がいいようです。後ほど紹介するヒントを参考に、定期的な運動を通じて自分の体を最高に輝かせましょう。
(出展:SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術 ショーン・スティーブンソン 花塚 恵訳 ダイヤモンド社)
まず2週間休まずやってみる。運動習慣がなかった人が、最初に毎日続けられる運動だと、軽いジョギング(有酸素運動)を毎日20分位から始めるのが良さそうですね。
ただ、体が固かったり、フォームが取れないほどの筋力不足気味であれば、ウォーミングアップにはストレッチを欠かさず行い、ウエイトトレーニングやファンクショナルトレーニングを週2回程行うこともオススメします!
トレーナー紹介
LEAPROCKfitness新宿御苑代表 中川祥太朗(Shotaro Nakagawa)
1973年11月21日
トレーナー歴20年 トレーニング歴20年
元TAIKANZ新宿御苑マネージャー
フィットネスクラブマネージャー歴16年
保有資格:
●NSCA(CSCS)
全米ストレングス&コンディショニング協会認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
●NASM(PES)
(National Academy of Sports Medicine – Performance Enhancement Specialist)
●NLPコーチング認定コーチ
パーソナルトレーニング・グループトレーニング・企業セミナー、研修・出版物やメディア(書斎のゴルフ:日経プレミア)(誰でもできるゴルフ体幹の鍛え方:日経プレミア)(BEAUTY STYLE BOOK MYSTYLE ダレノガレ明美)(おはよう日本:NHK)その他メディア多数
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